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漆塗り家庭祭壇との出会い、商品についての思いをお伝えして参ります。
わたしと漆との出会い
私が漆塗りに初めて興味を持ったのは、高校生の時です。
美術工芸高校だったので、漆芸科がありました。
当時洋画を専攻していた私は、伝統的なものに興味は無く、ポップな物やCGに憧れていました。
そんな3年間の最後の作品展の時、
漆芸科のK君の作品で、鮎が泳いでいるついたてを見た時、 ぐっと引き付けられました。
高校生の作品だから、技術的にはまだまだだったかもしれませんが、 漆黒にうかびあがる無数の鮎の貝細工は何とも言えず印象的でした。
こういう「美」もあるんだと、日本の物に対して初めてその時感じました。
その後も結局はグラフィックデザインの方面に進んだ為、 伝統に触れる機会はありませんでしたが、 松田氏にこの祭壇を見せていただき、再度漆黒の美しさに出会ったのです。
今度は、漆についていくつかの書を読み、勉強しました。
あらためて、この技術の貴重さとそもそも漆自体が貴重であることも知りました。
次回は私が知った漆の事を少しずつお伝えしていきます。
前→はじめに。 次→漆のイメージ
私が漆塗りに初めて興味を持ったのは、高校生の時です。
美術工芸高校だったので、漆芸科がありました。
当時洋画を専攻していた私は、伝統的なものに興味は無く、ポップな物やCGに憧れていました。
そんな3年間の最後の作品展の時、
漆芸科のK君の作品で、鮎が泳いでいるついたてを見た時、 ぐっと引き付けられました。
高校生の作品だから、技術的にはまだまだだったかもしれませんが、 漆黒にうかびあがる無数の鮎の貝細工は何とも言えず印象的でした。
こういう「美」もあるんだと、日本の物に対して初めてその時感じました。
その後も結局はグラフィックデザインの方面に進んだ為、 伝統に触れる機会はありませんでしたが、 松田氏にこの祭壇を見せていただき、再度漆黒の美しさに出会ったのです。
今度は、漆についていくつかの書を読み、勉強しました。
あらためて、この技術の貴重さとそもそも漆自体が貴重であることも知りました。
次回は私が知った漆の事を少しずつお伝えしていきます。
前→はじめに。 次→漆のイメージ